春の訪れを告げるスリットアニメーション

2023年3月18日・19日に開催されたCRE・Lab. FORUM2023にて、新作のスリットアニメーション自動ドアがお披露目になりました。
くるくる回る花、花に寄って飛んでいくチョウ、上下に伸びたり縮んだりして踊っているような花、というアニメーションです。

動画は私たちの活動を紹介しているこちらの「STartLE」のホームページから見られます。


このカッティングシートの貼付作業は3月16日に行いました。
まず、事前に測った自動ドアの大きさに合わせて、位置を割り出して、台紙を貼って行きます。
その台紙の上に重ねるようにして、ガラスの反対側からフィルムを貼って、スキージーでカッティングシートを転写・圧着させます。
初めて設置したときは貼るだけで1日かかっていましたが、方法がわかってきて、多くの方のご協力のおかげで短い時間で完成させることができるようになってきました。

しかし、五十周年記念館の自動ドアのこのアニメーションは19日には剥がさなければならなかったため、今はもうありません。
今回初めて剥がす作業をして、予想以上に時間がかかり、剥がしにくく大変なことがわかりました。
また、自動ドアを通る瞬間には自分で動きを見ることができないので、気づかれないことも多いと感じました。

透明なフィルムに印刷する方法や、簡単に付け外しが可能な素材などを検討してみたいです。手動で開け閉めできる窓や、見る角度が変わることによって動くものなど、より面白く美しくするには他の媒体も考えていかなければと思いました。


スイミー

岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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