台湾旅行 DAY3 -東華大學との交流-①
3日目は、東華大學の方が計画してくださった、大学の施設見学と、交流シンポジウム、タロコ渓谷の観光に行ってきました!
キャンパスツアー
東華大學の敷地面積はとても広く、芸術学院のキャンパスは近年改築されたそうで、外観も内装も綺麗でした。
こちらは染めものの教室です。
日本で学ばれた経験もある先生が、染織の授業を担当されています。
東華大学のある花蓮には、6種の原住民の方がおり、花蓮は伝統技術の伝承の場になっています。
一般的な大学では学術研究はできても、技術伝承は難しいですが、東華大学ではそれができるように、この草木染めの工房などがあると話されていました。
学内の木を学生が切りに行って自然の素材を集め、大きな鍋で茹でて染色液をつくるそうです。
こちらは焼きものの教室です。
ちょうど芸術産業学科の授業で使われていました。
東華大學芸術學院にはデザイン学科と芸術産業学科がありますが、デザイン学科は芸術に比重の重きをおいており、芸術産業学科は産業や技術のことも考えます。
そのため、社会からの発注を受けての作品や、自由な発想による立体造形など、幅広く制作されていました。
こちらは写真の現像室です。
冷蔵庫にある液体類は、現像の際に使う薬です。
昔ながらの白黒写真の現像を学ぶことで、学生の確かな写真の技術や知識を育むことが目的だそうです。
こちらは院生室です。申請を出すと使うことができます。
仕切りがあるだけで、一つのつながった空間とすることで、学生の相談しやすさや、進捗における良い相互作用をねらっています。
東華大學の絵画専攻では、7割の方が油絵を描かれているそうです。
油絵はにおいや汚れの恐れなどで、描く場所を選ぶので、このような環境があると、とても便利だろうと思いました。
廊下にも学生・院生さんの作品が飾ってあります。
こちらは金工室です。
金属を切る機械や伸ばす機械など、機材が充実しており、1人一台の広々とした机で作業することができます。
▷台湾旅行-東華大學との交流-②につづく
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