違いって超えていくもの?

本日の学部修士全体ゼミでは、谷口文保さん著『アートプロジェクトの可能性』を読み、表現と交流が循環するってどういうことだろう?をテーマに議論をしました。アートプロジェクトに欠かせない共同制作では、様々な立場や文化の人達が新たな関係性を築いていきます。本にはそれぞれの違いを「超えた」協働という言葉が出てきましたが、果たして乗り越えた先に多様性はあるのでしょうか。自分の良さを守りながら、お互いの違いを認めることが出来たら、視野が広がりそうですね。

本日、折り鶴プロジェクトvol.2以降何度も使ってボロボロになった大きな折り鶴に別れを告げました。ゴミ捨て場の職員の方に、「え、、捨てちゃうの、、?泣」と言っていただき、知らないうちにこんなにも愛される存在になっていたのだな、と実感しました。
※「これは先代です、新しい鶴は生きてます」とお伝えしました。

鶴を折った・願いを書いた・立てるのを手伝った・目撃した・ブログを見たetc.この全てが、プロジェクトを作っているのだと思います。プロジェクトに対するリアクションは様々で、多様な関わり方を認めることが必要だと分かりました。

そして!!次のプロジェクト、スリットアニメーションも進んでおります!スイミーさんが作った図面、ほんとにすごい技術だと思います。蝶の羽がパタパタと動いて見えます。さぁここからどうなるのでしょうか!

もち


岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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