キカザル1週間展

以前よりお伝えしていた、キカザル1週間展の様子と制作風景をお届けします。
たくさん貼り合わせていたビニールで木を飾っていきました!

精一杯腕を伸ばし、飾れるところまで全て飾ります。

一本ずつでも綺麗ですが…
カラフルな木がどんどん増えていくと普段の世界から一変して不思議で違和感のある光景です。

木が着飾っていて違和感があること、それがこのプロジェクトの重要なところでもあります。
幹をカラフルに彩った木たちは一見個性的に見えます。
しかし、カラフルなビニールは木の一本一本に特有の表面の凹凸、枝の伸び方や質感を覆い隠し、実は没個性な存在になると考えます。

「個性」とはその人・物だけに そなわった特有の性格や性質のことを言いますが、私たち人間の個性とは何でしょうか。
同じ自然である木と人間の在り方などを、まずカラフルな木々を見て違和感を覚えることから様々なことを思考してほしいと思います。
たくさんの人がキカザル1週間展の活動に協力してくれました!
本当にありがとうございます!

ウラ

岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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