教育科学専攻PBL最終報告会を見学しました。
教育科学専攻PBL最終報告会を見学しました。
院生1年生の皆さんが、1年間進めてきた活動をチームごとに報告し、お互いに熱く質問を投げ合っていました。
7チームの中で私が特に気になった取り組みふたつを紹介します。
ひとつ目は、マイクロステップスタディを用いた、支援施設者同士が情報共有できるネットワークの取り組み「支縁」です。これまで交流のなかった施設同士で縁を作ることで、教育活動の可能性を拡げるというものでした。
この取り組みでは、どこの支援団体に協力してもらうか決めるときに、メンバーそれぞれの繋がりを持つ施設を対象にしたそうです。eラーニング用のPCを持っていない団体に貸し出しをするなどの貸出手続きも大変だったようで、、。そのような段取りも全てチームで考えていく必要があり、そう簡単には進まないんだと大変勉強になりました。
もう一つ、人口減少による地域文化継承の困難を助ける「擬似的ふるさと」を作る取り組みも気になりました。農場を子供と地域の大人の交流の場とする取り組みのようです。
私は自分の住んでいる町でも、まだまだ知らないことが沢山あるので、各地でこのような取り組みが起こればいいなぁと思いました。
最後に先生が仰っていた「将来農業の仕事に就いたり、そこに住んだりしなくても、自分の大切な場所として小さい時からその場所や人に触れることが大切」という言葉が心に残りました。
どのチームも、メンバーの得意分野や知識をフル活用した活動をしていました。少し前まで、なんだか凄そうな活動やってるんだなと、うっすら思っていただけなのですが、あと数ヶ月経てば私もPBLの活動を始めているんだと思うと、急に実感と焦りを感じてきました。先輩方みたいに、かっこいい発表できるように頑張ります!
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