窯焚き体験
昨年に引き続き、備前焼作家の松井宏之先生の窯にて、窯焚き体験をさせていただきました。
経験者の方に指導を受けながら、主に横焚きのお手伝いをさせていただきました。
何度か前からも入れさせてもらいましたが、前と横では熱さも眩しさも全く違いました。
温度によって窯内の色が変わるそうで、今回は950度前後だったので、橙色でした。前回お手伝いさせていただいた時は深夜帯だったので、温度ももうかなり上がった後で、白っぽく眩しかったのを思い出しました。
また、なるべく均一にゆっくりと温度が上がるように、くべる木の種類や配分を考えたり、煙や温度計の様子を観察したりされていました。
機械に代わることができない、職人の力というのはこのようなところなのではないかと思いました。
新しい薪が入ると、パチパチと音を立てて温度が上がり、上がりきるとまた下がっていくという様子が、なんだか呼吸をしているみたいだと感じました。
途中、野生の鹿を見かけました。
作品作りの大切な工程を、私たち学生に関わらせてくださるなんて、本当にありがたい限りです。
学んだことをしっかりと教育や自分の成長に活かしていけるよう頑張ります。
今回お世話になった松井先生の陶展が6月23日〜7月24日に林田大庄屋旧三木家住宅にて行われます。
また、松井先生の作品を使ったお茶席が6月25日に開かれます。※詳細は画像をご覧ください。
ぜひご参加ください。
スイミー
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