もっとつみたい!紙コップタワー
今日は高砂市立中筋小学校に訪問し、6年生を対象に紙コップのワークショップを行いました。
「全部の紙コップ使っちゃった、自信作!他のチームはどんな積み方してるんだろう。」
グループのメンバーにそれぞれ役割が与えられ、紙コップをどれだけ高く積み上げられるか挑戦しました。役割には、話せない人と耳が聞こえない人、利き手が使えない人、床から立ち上がれない人の4つに別れており、それぞれ役を受け持ち、ある行動が制限された中でコミュニーケーションを取りながら紙コップを積み上げていきます。
紙コップが崩れないためにはどのように積みあげればいいか熱心に試行錯誤していました。ピラミッド型や筒状に積み重ねるなど、グループによって様々な連携が見られました。
4つの役割の中に立ち上がれない人が含まれていますが、一見不自由に思えても積み上げられた紙コップを見上げることで、全体のバランスを確認でき、次に置く紙コップの位置を指示できるメリットがあります。このように、制限された行動を持つ人でも、見方を変えればチームの役に立てることができると学びました。
「できた!...でも、もっと高くできる気がする。崩して最初からやり直しだ!」
私たちは小学生からしたら少しだけ人生の先輩なので、どうしても自分の正解を教えようとしてしまいがちです。子どもの、「こう表現したい」「こんな形にしたらもっと高く積めるかもしれない」といった意図を見守ることの出来る先生になりたいと思いました。
帰りにとってもオシャレな海辺のカフェへ。
ボリューム満点、幸せいっぱいです。
くるんちゅ・もち
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