第3回 ART in スクール
CRE-Lab.高校生クリエイションセミナー
ART in スクールの第3回が行われました。
1時間目は中川征樹先生の「もしも絵が描けたなら・・・」。
数学の中でも好き嫌いが分かれる空間図形も、コツを掴めば簡単に描けるようになります。
難しそうな立体図形でも、単純な図形の連続で、こんなに簡単にかけるんだ!と、オドロキの連続です。
この感覚は、STartLEプロジェクトの巨大キンギョや折り鶴を作る時に、とっても困ったやつ!と気づきました。図が描けないと、メンバーに説明できないし、自分でも完成イメージがつかないんです。あのもやもやの感覚が呼び起こされました。
せっかくなので、世に出ていなかった苦労の後をご覧下さい。
空間を写し取ることは、アートプロジェクトや暮らしに役立つと思いました。でも、高校生の時はアートプロジェクトをしていなかったので、この大切さに気づかなかったと思います。今様々な場面で数学を使っているなぁと感じます。計算と空間がなんとなく分かったら、自分のクリエイションの幅が広がります。
今はネットで誰かが描いた画像が簡単に手に入ります。しかし、自分の頭と身体でイメージして形を作り出せる能力を身につけることは、生きていく上でたいへん大切です。
続いては、齋藤武先生の「音の正体を探す」。シンバルの音が消えていく様子を、集中して聞きました。「集中することで、身体をぐーっと押さえつけられる感じがした」と、高校生の皆さんが仰っていました。
普段聞いている日常の音も、なんだか特別に感じてきます。
また、感性と感情のお話や、批判と評価、好きと嫌いなどについても考えました。
齋藤先生は、作曲をしている時に、「次はこうしたい!」という新たな理想がでてくるそうです。
高校生の皆さん、大学での授業はいかがでしたでしょうか。また一緒に学べたらいいなと思います。
もち
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