【創造性】神戸大学での授業
神戸大学での清田先生の授業に同行させていただきました。
テーマは「創造性教育の理論的・実践的研究について」です。
創造性は、一部の才能のある人によって作り出せるもので、教育には作り出せないという、いわゆる創造性神話のようなイメージをもたれることがあります。
しかし、クリエイションするのはもの・こととの関係であり、決して特別な人による営みではありません。
授業においても、知ったことと、これまでの自分の経験との関係を作ることによって、新しい経験=学びが生まれています。
体験、知識+自分なりの価値→経験
自分なりの価値…これまでの経験から生まれるもの
+…知識と自分の価値とを結びつけることこそがクリエイション, アート
日常をもっと面白くするためには、誰かの用意した「楽しい」を教授するだけでなく、ものと自分との新しい関係をつくったり、問いを立てたりして、自ら「面白い」をつくり出す必要があります。
そのような人を育てられる教育者を、岡山大学ではCreative Educatorと呼び、養成プログラムを設けています。
また、外から何かを感じたり、考えたことを表出したりする「身体」を、その人の1番の独自性と捉え、Creation by Sensing =感創 という考え方を提唱しています。
この講義を受けた神戸大学大学院生の声
・面白い授業を作ろうと執心してしまいがちだが、子どもとの関係や、子どもの内的面に目を向ける重要性を学べた
・よい問いの立て方、立たせ方とは?
→拡散と収束のトレーニング
授業で生活と学問をつなげられるように
生徒自身が授業や学校生活を通して
そのトレーニングをしている
このようなお話をもっと詳しく聞いてみたい方、ご興味を持ってくださる方は、7月6日・7日に行われるCRE-Lab. FORUM 2024にぜひご参加ください。
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スイミー
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