図画工作科の授業研究会に参加しました
小学校の特別支援学級で行われた自立活動の見学をしました。
茶こしでチョークをショリショリと削ると、黒画用紙の上にはらはらと色が落ちます。粉の乗った画用紙をバケツの上で傾けると、ボンドをつけた部分だけに模様が浮かび上がります。粉が落ちるのが楽しくて、こんもり粉の山ができちゃった。ほかの班の様子が気になって、どんなの描いたの?と、みんなの作品を見てまわる様子。楽しく真剣に活動する姿が見て取れました。
ここから先生たちは、振り返りの時間です。楽しく安心で、安全な授業ができたかな?と、次回の授業のための話し合いをします。
ドキドキワクワクを自ら見つけられる、様々な学年の児童が教え合える授業は、どの教科にも大切です。「みてみて、すごいものできたよ!」という気持ちの時に、先生はどんな言葉掛けをすればいいのでしょう。
今回の授業では、書く以外に削る、積む、塗る、ふるう…と、チョークと自分との新しい関係がたくさん作れました。ボンドタッチをパスに変えてみても、もっと色んな表現ができるかもという意見も出ました。
先生方、実践と検討の機会に参加させていただき、ありがとうございました。小学生の学びを考える大変貴重な経験になりました。
もち
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