Panasonic Design Kyoto訪問!

先日8月7日にPanasonic Design Kyotoを訪問してきました!

こんな機会はめったにないので訪問の様子を報告させてくださいね~

まず、パナソニックデザインの活動のご紹介をしていただきました。

2017年、パナソニックデザインは変革をスタートしたようです。モノづくり中心の考え方から「個人に合わせた豊かさとは?」という疑問に向き合ってデザインについて考える姿勢を中心とされるようになったみたいです!また、パナソニックデザインは未来起点、人起点の考え方を中心とされており、人に徹底的に寄り添い、実現したい未来について考えることが新しいものを生み出す源になることが分かりました。

これまで「デザイン=モノづくり」というイメージを持つ方も多かったのではないでしょうか。これからのデザインを考える姿勢の在り方とは、まずビジュアルで考えるのではなく、分かりやすい言語化を通して「こうであったらいいな」という未来を見つめることだと学びました。

次に、オフィスビルの見学ツアーをしていただきました!

パナソニックデザインのオフィスビルでは、ドリップ式という仕組みをとっているらしく、コーヒーのドリップのように、上階から下階に向かって情報が絞りこまれていくという仕組みです。この仕組みに伴って内装も上階になるにつれて開放的な雰囲気になっていました!最上階の9階は前面ガラス張り!広々としたオフィスビルに圧倒されました。

最後に、今回の訪問の前に私たち学生が各々準備してきた「どんな教師になっていたい?」の発表と、ディスカッションを行いました。

この発表はパナソニックデザインが発行している「未来空想新聞」を読んで気になった記事などをもとに準備しました。

未来空想新聞は前面はこれからの未来を空想して書いた記事となっています。この未来空想新聞を読んで、現在の私たちは未来について考える時、「AIに支配されないようにするにはどうしたら良いか」「環境汚染を進めないようにするには何で防いだら良いか」など、未来を危惧して「~しないようにするためには」という思考ばかりに陥ってはいないかと考えさせられました。この新聞を「こんな素敵な未来もあるんだ!」と思え、読んでいてとても楽しかったです。


Panasonic Design Kyotoの訪問を通して、新しいことを生み出すのは「結果として」で良いのだということを強く実感しました。「新しいものを生み出さなきゃ」と考えるのではなく、まずはワクワクするような未来をたくさん想像してみることが大切だと思いました。この訪問で学んだことを自分たちの手の届かないところにあると考えるのではなく、教師になった時、学校現場でどのように活かしていけるか、考えたいと思います!          りぃ


岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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