第47回美術科教育学会岡山大会2日目

3月23日美術科教育学会岡山大会二日目では、研究発表や、実行委員企画のディスカッション・ワークショップ、研究部会が行われました。ここではその中の一部の内容と学びを紹介します。


午前中の保健体育による「創造性・多様性チャレンジ」授業体験ワークショップでは、酒向先生のご指導の下、身体表現を通じて、自分自身や周囲に気づくワークを体験しました。

まずは、身体の一部分だけを動かしてみたり、他者の細かな動きを真似してみたりしながら、自分の身体について知っていきます。

その後、人の声掛けに反応して動く、「即応」という活動を行いました。「これ!」と指さされたモノを表すオノマトペを素早く言ったり、ランニング中に前からやってくる架空のものを避ける(対峙する)動きをしたり…。表現の大切な要素である「直観」や「即興力」が問われます。

最後は、集団の中で他者を感じながら身体表現をする活動を行いました。他者の様々な動きを感じながら自身も動くことで、その場を共に作っていきます。活動の中で印象的だったのが、「このワークでは、他者を感じつつも、自分の世界も大事にすることを目指す」という言葉でした。他者の動きを見て合わせようとするのではなく、この空間で自分がどうありたいかを考え、動く。他者と共に生きていく上で大切なことを学んだような気がします。


午後の造形カリキュラム研究部会では、「学び続ける理想の大人の姿とは?」という問いについて、グループディスカッションを行いました。教師は、子どもたちに「どう生きようとしているのか」を見せる、メンターとしての役割を担います。ディスカッションを通じて、「学び続ける」ということについて常に考えながら、新しい何かに手を伸ばせるような生き方をしていくことが、今教師に求められていることなのではないかと、感じられました。


2日間の学会は、アートとは何か、教師として生きるとはどういうことか、様々な切り口から考える貴重な機会となりました。

だるま


岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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