第1回「音のおとどけもの」イベント
2025年12月7日(日)、岡山大学教育学部 北音楽棟にて、第1回「音のおとどけもの」を開催しました。 小学生8名、高校生3名、計11名の子どもたちが参加してくれました。
今回のテーマは、「大切な人に音をプレゼントすること」。
楽器を上手に演奏するのではなく、身の回りの“音”そのものを楽しみながら、大切な誰かに届ける体験を行いました。
音あてクイズ
最初は「音あてクイズ」からスタート。 見えない状態で鳴らされた音を、耳だけを頼りに当てていきます。 「えっ?これ何の音?」「あ!わかった!」 子どもたちは真剣な顔で耳を澄ませていました。
音さがし探検
会場に用意されたのは、楽器ではなく、空き箱やカップ、ザル、スプーン、ペットボトルの蓋などの日用品。 叩く、こする、振る、落とす。 子どもたちは自由に試しながら、「あ、これいい音!」と夢中になっていました。 ひとりの子が面白い音を見つけると、自然とまわりの子が集まります。 「どうやったの?」「こうするともっと鳴るよ!」
音をきっかけに、子どもたちの輪が広がっていく様子がとても印象的でした。
ひとりの発見が、いつのまにかみんなの遊びへと広がっていく瞬間でした。
メッセージカード
見つけた音には、それぞれ名前をつけました。
『一人のしずかな森』 『心のやすらぎ』 『大人への一歩』 『ねこだい(こ)』 『シャンシャン楽器』 「忙しいお母さんに」「疲れている両親に」「お父さんと将来ビールで乾杯する日に」
子どもたちは、音に“気持ち”をのせていました。
録音ブース
最後は、自分の「音のプレゼント」を動画で記録。 少し緊張しながらも、みんな誇らしそうな表情で音を届けてくれました。
私たちの気づき
今回のワークショップで大切にしたのは、 「教える」ことよりも、「動き出したくなる場」をつくることでした。 特別な楽器も、特別な技術もいりません。 身近な素材だからこそ、誰もが表現者になれます。 そして、音という目に見えないものを通して、 子どもたちは自然に誰かを想い、つながろうとしていました。 ひとりの感性が、 いつのまにか“みんな”へと広がっていく。 その瞬間に立ち会えたことが、私たちにとっても大きな喜びでした。
今回のワークショップの様子を、現在「岡大こどものミュージアム」に掲載しています。
▶︎ 岡大こどものミュージアム内「音のおとどけもの」
https://okadaikodomomuseum.studio.site/2-5
当日の子どもたちの表情や、音を通してつながっていく瞬間を、ぜひご覧ください。
井筒
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