玉島高校×巨大プチプチ

2026年1月16日、岡山県立玉島高等学校の生徒と岡山大学の学生が協力し、地域の子どもたちを対象にアートワークショップを開催しました。今回の企画は、岡山大学の学生が制作した“巨大プチプチ”を使って自由に遊ぶというもの。きっかけは、高校生の「虫のように動けたら面白いのでは?」というアイデアでした。

当初は「どうしたら子どもたちが楽しめるだろう…」と大人側が悩んでいましたが、いざ巨大プチプチを目の前にした子どもたちは、迷うことなく遊び始めました。「良いこと思いついた!」と声を上げながら、次々と新しい遊び方を生み出していく姿に、私たちのほうが驚かされました。

ある子はプチプチの上に乗って空気の感触を楽しみ、別の子はビニールの穴を探すことに夢中になり、また別の子は顔を押し当てて変形する様子を笑いながら楽しんでいました。子どもたちは、素材と自分の身体との関係を自由に探りながら、遊びの世界をどんどん広げていったように思います。

高校生からは、「制作中に苦戦した“空気が抜ける穴”を、子どもが楽しんで見つけていて、私たちが障害だと思っていたものが、視点を変えると障害ではなかったと気づいた」「自分たちがあれこれ考えなくても、子どもたちは自然と面白い遊びを見つけていくのだと感じた」などの感想が寄せられました。大人や高校生が“問題”だと思っていたことが、子どもにとっては“遊びの種”になるという発見は、このワークショップならではの学びでした。

大学生だけで巨大プチプチを制作していたときには気づけなかった視点が、子どもたちや高校生と関わることで次々と見えてきました。多様な人と協働することで、素材の可能性や遊びの広がりをより深く理解できた、豊かな時間となりました!

岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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