第62回 大学美術教育学会 in香川大学
大学美術教育学会の香川大会に行ってきました。
大会テーマは「美術教育の未来を考える!」
皆さん各々の美術教育の未来を支える実践や理論の発表が聞けてとても良かったです。
パネルでの発表もあり、少しの時間ですが初めてお会いする先生方とお話ができました!
この日はANCS(創造性が社会と出会う美術教育)メンバーの先生方が発表されました。
私も参加させていただいた大人の造形遊びでの学びや、それらのイベントを行った後、理論としてどう組み立てていくかなどのお話を聞かせていただきました。
いつも先生方からお話を聞かせていただいていますが、楽しい!おもしろい!という経験を一度振り返って、多くの人にわかる言葉へ変えていくのは大切なことだと改めて思います。
今までの自分が持っている価値の範囲であるAの外側に自分から手を伸ばせる、そんな体験を自分で進んでしていきたいです。
そして、そんな環境を作れる人になるため頑張りたいと思います!
そしてこの日はもち先輩の初の学会発表の日でもありました!
美術で重要視される「見る」ことと「描く」ことの関係性を考える研究です。
描画を苦手とする生徒や描画経験が豊富な生徒はどのくらいの時間、回数でモチーフを見るか、もち先輩は調査をしてきました。
調査の結果をざっくり記述します。
描画を苦手とする人や描画経験の少ない人はモチーフを見ている秒数が長い時もあるが、回数が少ない。
反対に得意とする人経験が多い人は回数が多い傾向にあります。
そして、知っているものと知らないものを描くときでは、秒数回数ともに増えるが、未経験者の方が味方の差が大きく、経験者ほど分け隔てなく同じ見方をしているそうです。
おもしろい!
こんなふうにデータとして詳しく提示してもらうとワクワクします。
私は今美術教科書の調査をしているのですが、「見る」ことに関する言葉は出てくる種類も回数もとても多いです。
もち先輩の研究はそれだけ美術と密接な関係を持った「見る」ことをスタートとして、視覚をうまく活用したり、さらには他の諸感覚も同時に生かした描画の時間が期待される研究だと思いました。
香川大会で発表された先生方お疲れ様でした。お話できた先生方、興味深いお話をいただけて嬉しかったです!
私もはやく研究進めます。
最後に。
岡山に帰る途中にうどんを食べにいきました。香川のうどんはコシがあって美味しいですね!また食べたいと思います。
ウラ
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