令和6年度岡山大学教育学部公開講座「自然と遊ぶアートの体験Ⅱ」

2024年1月12日、昨年度の「自然と遊ぶアート体験Ⅰ」に引き続き、令和6年度岡山大学教育学部公開講座「自然と遊ぶアート体験Ⅱ」が開講されました。


今回のイベントも前回と同様に「自分で決める」ということをそれぞれ心の中に留めて、

それぞれが「どうやったら、自然と遊べるようになるかな?」と考えながら遊ぶ活動となりました。

「自然と遊ぶアート体験Ⅱ」の方では、家族連れの参加者の方、高校生の方、先生、大学生など様々な方との和気あいあいとした活動となりました。

はじめは、ランダムにくじ引きでチームを決め、そのチームの中で活動が始まっていましたが、皆で進めていくうちにみるみる全体に広がっていきました。


「木と木の間をテープで繋げてみたい!」という子の願いから、

「じゃあ皆でやってみようか」と家族連れの参加者がその子と一緒になってテープを引っ張っていって会場全体にすずらんテープで出来た大きな枠ができたり、

その引っ張られたテープに大きなビニール袋を括り付けて、風が吹くと膨らむ秘密基地のような場所が作られていたりと、「一人でやっていたものが違う誰かのアイディアで、また違う何だかとっても面白いもの」に変化していく場面が沢山ありました!

膨らんだ透明のビニールに皆で入って絵を描いてみたり、

ゴーグルに色を塗って外の世界を覗いてみたり、

大きなビニールの中にみんなで入って、みんなで棒を立てて移動しながら周りの自然を見てみたり、車輪にゴーグルをつけて一輪車みたいに乗れるようにしてみたり、土の音を聴診器で聴いてみたり、落ち葉を沢山かけて土の気持ちを考えてみたり!

それぞれで遊んでいた事が、次第に「誰かのこうしてみたい」という願い「これ出来るか分からないけどやってみる!」という挑戦などを叶えるのを他の人にお願いして手伝ってもらったり、「これなら出来るかもよ」と他の人からアドバイスをもらったりと、とても心地のいい雰囲気の中、色んな人方との交流の中で「自然との遊び方を見つける」活動だったと思います!


                                    とみっぽ




                      

岡山大学 清田哲男研究室

岡山大学で美術教育・創造性教育を研究している清田哲男研究室の学生・院生によるBLOGです。清田哲男教授のご指導の元、学部生7人、修士課程2人、博士課程3人、助教1人の計12人で、岡山大学を拠点に、教育の可能性を広げる研究・実践を行っています。子どもたちの豊かな未来を想い、日々活動しています。

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